Wooden Archtecture Caltural Center                                                                                                                  HOME                                          HOME    

 

■建築楽舎 第11回                        2018
  猪股庭園・旧猪股邸に遊ぶ 第Ⅵ回 
     
<数奇屋造で聴く説経節:中世の恋物語~小栗判官と照手姫>

         2018年12月2日(日)    NPO法人 木造建築文化総合センター
                           共催:一般財団法人 世田ヶ谷トラストまちづくり



     

               

□猪股邸:
・設計者:吉田五十八(1894~1974)
・施工:(株)水沢工務店
・建築年:昭和42年1967
・所在地:東京・世田谷区成城
*庭園は鎮信流茶道に親しんだ施主猪股猛氏によるといわれる


 趣旨:
  今回は晩秋の猪股邸園を前に、名匠 建築家吉田五十八設計の数奇屋造空間で聴く”古典芸能 説経節「中世の恋物語~小栗判官と
 照手姫」”を取り上げます。 説経節は中世に興り、江戸時代庶民階層に広まった語り物でしたが、現在は演者も少なくなり、今回出演の
 説経節政太夫は、現役で活躍する貴重な後継者の一人です。 晩秋の日曜日のいっとき、三味線の音色と共にお楽しみください。
 



1. 日時  平成30年12月2日(日) 午後1時~4時
2.会場  旧猪股邸:世田谷区成城
  
  受付:13:00~受付・見学
      開会までの間、猪股邸内部・庭園見学    
3.開園:14:00
     
      ・挨拶
      ・第一部  説経節政太夫師匠のお話、説経節の歴史とあらすじ     
                
      ・第二部  説経節独演

             出演  : 説経節政太夫
                 
             演目   : 「小栗判官と照手姫」
                
(おぐりはんがん と てるてひめ) 

     ・お開き:16:00   
 
説経節政太夫
   
   
   
*説経節政太夫のプロフィール:
1984年、二代目若松若太夫師に入門、若太夫の名前を許される。 以後師匠若太夫と共に舞台を勤め、テイチクレコードより若太夫師と共に「小栗判官失敗の段」、「しんとく丸」を吹き込み、三味線の手附の補曲を受け持つ。   まぼろしと言われた江戸時代の芸能、「写し絵」を現代に復活した「劇団みんわ座」と共演。  説経節 政太夫に改名。
横浜ポ^トシアター演出家、遠藤琢郎氏と「をくり絵巻」の訳詞をテキストに小栗判官の
物語の全編復元を目指し完成、現在に至る。
 
  *「説経節」解説:出典 広辞苑(岩波書店 新村 出編):
       仏教の説教から発し、声明(しょうみょう)から出た和讃・講式または平曲などを取り入れ、 近世初頭から盛行した民衆芸能。 始めは鉦をたたきながら語る程度だったが、次第に簓・ 胡弓・三味線をも取り入れ、操人形劇とも連携して興行化。全盛期は万治・寛文
の頃。