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理念・組織
特定非営利活動法人 木造建築文化総合センターの理念 21世紀は人と地球環境に優しい木造建築文化・技術の時代 |
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日本の建築は、長い歴史や恵まれた風土の中で培われてきた木造建築・文化・技術により世界的に極めて高い評価を受けてきました。 けれども、第二次世界大戦後の近代化の波の中で、我が国の木造には大きな空白の時代が生じてしまいました。 優れた歴史的建造物が次々に取り壊され、まちの景観は失われ、熟練の棟梁・大工をはじめ各職方の技能者は激減し、木造の専門教育や研究が疎んじられ、我が国独自の建築文化の衰退を招いたのです。 これらへの反省や地球環境問題などを背景として、ようやく木造復権の動きが表れ、1990年代には伝統的構法を再評価し、今後の木造建築を考えようとする方向が見えるようになりました。 このような方向に添って、本センターは、2003年に創立され、国産材の活用、木造建築の長寿命化、耐震構法、省エネルギー、伝統構法・在来工法とそれを支える職人、歴史的建造物の保存と活用、等々をめぐる諸問題に総合的視点から取り組み、我が国の木造建築文化の継承と新しい文化の創造への道を進むべく研鑽を重ねています。 |
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■組織概要 *理事長 稻葉和也紹介:建築史家,早稲田大学理工学部建築学科卒 東海大学助教授を経て、東京都台東区、杉並区、調布市、 日野市の文化財保護審議会委員長、 東京都・神奈川県 自治体の文化財保護審議会等の委員をつとめる |